体験型空き家活用「solar crew」

応募対象の概要

「地域課題」だった空き家を、耐震シェルターや太陽光発電設備などを備えた「地域課題を解決する防災拠点」へと進化させる取り組みです。会員と地域住民が協働して取り組む空き家のDIY、完成した拠点の利用を通じての交流人口や関係人口の創出及び平常時に構築されたコミュニティが災害時には共助などにつながります。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

地域レジリエンスの向上、住み続けられるまちづくりを目的に「地域課題である空き家」を「地域課題を解決する防災拠点」に活用します。平時は地域コミュニティスペース、災害時には電力供給が可能な防災拠点として機能します。DIYでのリフォームイベントなどを通し「つくる責任 つかう責任」を体験し、「住みつづけられるまちづくり」や地域課題に対する当事者意識をもつ機会を提供しています。この拠点で交流し構築されたコミュニティが、災害時に共助や単身世帯の安否確認などにつながり、自身の身を守る身体的防災拠点としてだけでなく、地域の絆や共助の精神を育む精神的防災拠点の場として機能します。
日常時 体験型空き家活用「solar crew」:日常時
地域住民とcrew(会員)が協働でDIYし、空き家を使える状態の拠点につくりあげます。DIYやその他のイベントをツールに交流をはかり交流人口及び関係人口を創出します。終了後にはまちづくりの当事者になったことや空き家を含めた地域課題に対するコメントをし、「地域」に対する参加者の意識改革なども行っています。
非常時 体験型空き家活用「solar crew」:非常時
耐震シェルターや太陽光発電を導入している拠点では、災害時でも電力の供給が可能な地域の防災拠点として機能します。通信機器の充電のために区役所などの行列に長時間並ぶことを避けられるため、感染症の拡大防止にもつながります。また今後はシェルター内に飲料水などの備蓄を行う予定です。