ちいきエナジー

応募対象の概要

日常時は、30分500円から地域住民の困りごとをちいきサポーター（周辺学生や地域住民）が解決することで、収益の一部を発電ステーションや避難所の拡充に活用する。加えて、ちいきバッテリーというブランドで充電池などを購入・貸出する。
非常時は、サービス利用者には災害時に電気を供給し、安否の確認も併せて実施する。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

サービス利用者が意識することなく防災に備えられることが最大のアピールポイントである。現代社会において地域コミュニティが希薄化していることから、非常時の助け合いが困難になりつつある。特に、災害時においては地域住民が一丸となって対処する必要があるが、既存のサービス/製品では希薄化を防ぐことは困難である。そこで、下記2点の特徴を持った、学生主体のちいきエナジーを運営することで上記の課題を解決する。
①プロではないため、心づけが安価であることから、容易にちいきサポーターへ依頼できること
②世間話をする中で信頼を得ることで地域コミュニティの結束を強め、災害時のコミュニケーションを円滑にできること
日常時 ちいきエナジー：日常時
困りごとをリーズナブルに解決したい利用者と、気軽にアルバイトしたい地域サポーターをマッチングすることができる。困りごとを解決する中で地域コミュニティの結束を強め、災害時のコミュニケーションを円滑にできることに加えて、心付けの一部は発電ステーションや避難所の電力備蓄に役立てることが可能である。
非常時 ちいきエナジー：非常時
ちいきバッテリーの利用者は、災害時に発電ステーションで充電済の充電池と交換可能である。加えて、利用者リストを使用することで安否確認も併せて実施することが可能である。また、ちいきサポーターに限定した利用者にとっても、収益の一部で避難所サービスを拡充するため、間接的な災害備蓄が可能である。