CAMP in Campus for well-being

応募対象の概要

平時から大学キャンパスを周辺地域住民に開放し、夏休み・春休みや週末など授業を実施しない日(年間約160日)は、テントを張りキャンプ生活を楽しめるようにする。そのことにより、大規模災害が発生した際にも、シームレスに避難生活拠点(野外収容施設、指定屋内避難所を補完)に転換することが可能となる。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

大学キャンパスは夏休み、春休み等の長期休暇期間や週末は授業を実施しておらず、空間の有効活用の観点からタイムシェアすることが可能である。多摩地域の大学の多くは「広場型キャンパス」であり、芝生広場などでテント設営が可能であり、図書館などの施設利用も含めて新しいキャンプスタイルを楽しめる。大規模災害時には、従来の指定屋内避難所での集団で雑魚寝スタイルの避難生活に馴染まない人たちを、大学キャンパスのテント村で収容することが可能である。家族ごとにテントで生活を送る避難生活スタイルであり、感染症対策にも効果的である。
日常時 CAMP in Campus for well-being:日常時
天候の良い時に、屋外では学生達がグループワークや交流を楽しむとともに、周辺地域の幼稚園児が遠足に訪れたりしている。長期休暇期間や週末などはテントを張り、キャンプ場として利用する。キャンパス内の図書館やBBQ施設、スポーツ施設も利用できる。
非常時 CAMP in Campus for well-being:非常時
芝生広場にテント村を設営して、家族ごとに避難生活を営む。子どもたちは走り回ったり、ボール遊びしたり、自然林内のジョギングコースを散策したりして、心身両面でリラックスできる。子育て家族の他にペット同伴家族、外国人観光客など、従来の指定屋内避難所に馴染まない(入れない)人々を収容することができる。