イツモの木

応募対象の概要

「イツモの木」は、まんまるな果実を実らせた木をイメージした間接照明です。
そこに実る果実「イツモ」は、木に実っている間に充電され、もぎ取ることで「収穫」した後はランタンとして使用できます。
また、枝につく緑葉も同様に、充電式のモバイルバッテリーであるため、収穫後の「イツモ」の充電に使用できます。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

日常時には、淡い光で部屋を照らす間接照明として、電源プラグをコンセントにつなぐことでそのまま使用できます。
台風や地震などの災害で停電や避難所での生活を余儀なくされる非常時には、実っている果実である「イツモ」を収穫することで、持ち運びできるランタンとして使用することができるようになっており、蔕部分を握ることで、電源のON・OFFが可能です。
丸く可愛らしい形や、普段から見慣れている光の色を非常時にもそのまま使えるようにすることによって、災害に対する不安や恐怖を軽減させる狙いがあります。
日常時 イツモの木:日常時
日常生活を送るリビングやダイニングなどの部屋を明るく照らす間接照明として普段は使用することができます。
また、特徴的な果樹を模したシルエットは、インテリアとして部屋に置いておくだけで暮らす人々の気持ちも明るくしてくれるアクセントとなり、家族間の会話の種を蒔いてくれるデザインになっています。
非常時 イツモの木:非常時
地震や台風による停電時に、枝に実っている果実「イツモ」を収穫することで、持ち運びできるランタンに早変わりします。蔕にある感圧センサによって、握るだけで消灯・点灯の切り替えが可能です。また、枝についている緑葉はランタンを充電できるモバイルバッテリーとなっており、充電の心配がなくなります。