集い、繋ぐ道の駅

応募対象の概要

従来の避難タワーは鉄骨で出来た無機質なものであり、街の景観を阻害しています。有事以外は使用されず、緊急時に場所や利用方法が分からない恐れがあります。そこで、避難タワーの役割を併せ持つ道の駅として日常的に避難場所のイメージを定着、地域に調和させることでフェーズフリーの実現を可能にできると考えました。

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント

この道の駅には主に二つの役割があり、平常時と非常時でそれぞれ変化します。一つ目は「集う」役割です。平常時にはまちの人々が日常的に集まる場となり、人々が集まることでにぎわいが生まれます。非常時には家族や仲間の集合場所となり、安全が確保されます。施設内は避難に関する情報や設備が揃っています。二つ目は、「繋ぐ」役割です。平常時には人と人を繋ぐ場となり、地域コミュニティを形成します。地域にとって身近な活動の場となり、世代を超えた交流や繋がりが生まれます。非常時は避難タワーとして、命を繋ぐ場所になります。避難生活に必要なライフラインが完備され、安心を繋ぎます。
日常時 集い、繋ぐ道の駅:日常時
「散歩」をテーマに、幾重に連なる階段を設け、最上階の展望施設からは海や日高平野の広大な景観を眺めることができます。敷地全体が立体型の緑地となっており、買い物だけでなく、巨大なアスレチックのように地域の人々の遊び場として世代を超えて楽しめる施設です。
非常時 集い、繋ぐ道の駅:非常時
建物を支える柱は強度のあるハニカム構造で作られ耐震性、避水性に優れています。象徴的なデザインはまちの人々に強く印象付けられ、防災への意識が生まれます。四方八方に続く階段は様々なアプローチから昇降が可能で、7箇所の出入口には避難の際目印となるタイルを敷くことで津波発生時に避難を誘導します。